電磁式電磁流量計 流量計は、その名も示す通りファラデーの電磁誘導(dǎo)を利用して流量を検出します。

電磁式流量計の內(nèi)部には、磁界を発生する電磁コイルと、起電力を捉える電極があります。
このため、電磁式流量計の通水管內(nèi)部には何も無いように見えますが、流量を測定できるのです。

ファラデーの電磁誘導(dǎo)の法則では、導(dǎo)電性液體が磁場の中を移動すると、
電磁流量計 管內(nèi)徑×磁束密度×平均流速
に比例した起電力（電圧）が発生します。
つまり、磁束帯の中を動く液體の『流速』を電気に変換していることになります。

電磁流量計  流量が変化すると、電極で捉える起電力（電圧）は以下の様に変化します。

上記の原理を背景として、一般的には以下のような特徴が挙げられます。

電磁流量計 を使用するにあたり、重要な點が1つあります。電磁式流量計は電磁誘導(dǎo)の法則を応用している為、流量検出できる液體は『導(dǎo)電性液體』のみとなっています?！簩?dǎo)電性液體』かどうかは『導(dǎo)電率』があるかどうかで 決まります。この『導(dǎo)電率』というものはどういうものでしょうか？

導(dǎo)電率とは、一般的には「電気の流れやすさ」を示す値で、電気の流れにくさを示す「抵抗率」とは反対の數(shù)値です。単位は『S／cm』（ジーメンスパーセンチ）が使用されます。1cm2の電極間距離が1cmの時、どれぐらい電気が流れやすいかを數(shù)値化したものです。
実際の計測導(dǎo)電率としては、上水道 100～200μS/cm、 ミネラルウォーター 100～500μS/cm以上、 純水0.1μS/cm以下などが目安になります。

導(dǎo)電率の一般的な確認方法としては、導(dǎo)電率計（￥5,000 ～￥100,000）を利用して計測します。
導(dǎo)電率を求めるには、電極の面積や電極間の距離などの條件をきっちりと行なう必要があり、導(dǎo)電率計を利用せずに求めるのはかなり困難と言えます。

なぜ水は電気を通すのでしょうか？

超純水と呼ばれる水は、導(dǎo)電率がなく電磁式電磁流量計 では検出できません。これは液中にH2O しか存在しないからです。H2O は分子的に安定した存在で、電気を通しません。

ではなぜ水は電気を流すのでしょうか？

秘密は水の中に不純物があるかどうかで決まります。

水の中にはH2O（水分子）の他に、Ca2+（カルシウムイオン）やMg2+（マグネシウムイオン）、などのイオンが存在しています。（硬水や軟水という言葉はイオン量で決まります。）
このイオンが水中で電気を通すため、水道水や地下水などのいわゆる『水』は電気を通す性質(zhì)を持つのです。また、純水はH2O だけなので電気を通すことができません。

電磁流量計

応急テクニック

とにかく、導(dǎo)電率があるか、ないかを確認したいというときは、身近にあるテスタを利用する方法があります。
抵抗値を計測するモードにして、両方のプローブを液中に入れてみてください。テスタの針が少しでもゼロ側(cè)に振れれば、電気が流れていることを示します。※
逆に、針が∞から全く動かない場合は、導(dǎo)電率はありません。
電磁式流量計での検出は、不可能と判斷できます。

※念のため導(dǎo)電率計での確認が必要です。